スーツケースの選び方②
ロックの種類とTSA
スーツケースのセキュリティの要、ロックの種類と、アメリカ旅行の必須であるTSAについてご紹介いたします。
スーツケースのロックの種類
ファスナータイプのハードスーツケースやソフトキャリケースには南京錠やプッシュタイプのロックシステムがついている場合が多く、フレームタイプのスーツケースにはシリンダーキー、ダイヤルロックなどが主流です。
特にヨーロッパなどに旅行する際には、ホテルの照明が暗い事が多いので、ダイヤルロックでも有効なようです。
結局鍵についてはあくまで盗難を躊躇させる目的、また時間稼ぎといった部分ですので、鍵があるから安全などというわけではありません。
常に荷物は手元においておくように心がけてください。
■ロックの種類
①シリンダーロック
最近ではシリンダータイプのロック(サイドロック)が主流です。
②ダイヤルロック
現在でもダイヤルタイプのものもあります。
③南京錠
ファスナータイプでは、以下のようなロックシステムを採用するところも多くなってきています。
ただし、まだまだロックシステムがないものがあるため、ファスナーの取っ手に南京錠をつけるタイプもあります。
TSAについて
アメリカ合衆国領土(ハワイ・グアム・サイパン含む)で飛行機に搭乗する際の手荷物または、預け入れ荷物は、通常は電磁的スクリーニング検査(透視検査)を行いますが、2001年のアメリカ同時多発テロ以降、TSA係官による厳重なセキュリティチェックが追加されました。
当該検査では中身を直接目視検査する場合もありうるため、一切施錠しないように求められています。
個人で施錠された荷物についてはTSA係官が錠機構を破壊することを認められており、破壊されたり内容物の盗難があったりしても一切補償はされません。
しかしながら、TSAロック機能が装備された荷物・錠前等は、持ち主が自分の鍵で施錠してあっても、TSA係官が特別なツールを使い、随意に開錠し荷物を検査することが出来、検査後は元通りに施錠されます。
TSAロック(ティーエスエーロック)とは、アメリカ国土安全保障省の運輸保安庁 (Transportation Security Administration) より認定を受けた、旅具等に備えられた施錠機構の総称です。
TSAの管理・運営は、TravelSentry社(赤い菱形)またはSafeSkies社(赤い松明)が行っており、当社では、TSA LOCKという商標のTravelSentry社の認可ロックを採用しております。
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コンセプト
当社では、レンタルで実際に使い込まれたスーツケースをもとに、耐久テスト等では得られない非常に有用なデータを頂いております。
口コミは商品の購入・レンタルに重要な要素ですが、専門家の意見もまた有用なものです。
本コンテンツを利用し、お客様の身近なコンシェルジュとして、情報を少しでもフィードバックできるようにしていきたいと考えております。
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